DEAR 開発教育協会

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Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック)
テーマと出会い・仲間をつくり・アクションの方法を見つける39のアイデア

Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック) Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック)

2017年3月の新刊!
「アクション」を応援する39のアイデア!

■発行:開発教育協会
■2017年3月9日、A4判96頁
■一般価格:¥1,800+税
■会員価格:¥1,500+税
■対象:中学生以上
■助成:公益信託オラクル市民の会ボランティア基金
■ちらし:ダウンロードはこちらから

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DEARでありそうで無かった、アクションに焦点をあてた一冊!

社会問題(テーマ)と出会い・仲間をつくり・アクションの方法を見つける39のアイデアをまとめました。第1部「アクションをはじめる前に」は、自分・仲間・社会と出会うためのワークショップ集です。第2部「アクションしたら」では、ふりかえりの意味と方法を、第3部「アクション事例集」では多様なアクションの具体例と方法をご紹介しています。社会問題に対して「なにかアクションをしたい!」と思っている方、そういう思いを持つ人を「サポートしたい!」と思っている方、ぜひご活用ください。

【お詫びと訂正】図表番号2か所に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
66頁 (誤)表3-5 アンケート例 → (正)表3-6 アンケート例
69頁 (誤)表3-6 プレスリリース例 → (正)表3-7 プレスリリース例

このハンドブックが対象とするのは‥

  • 社会問題に対して、なにかアクションをしたい!と思っている人やグループ。
  • なにかアクションをしたい!と思っている人をサポートしたい!と思っている人やグループ。
  • 開発教育のワークショップやスタディツアーに参加した後、アクションしたい人やグループ。

3人以上のグループでアクションに取り組むことを想定しています

このハンドブックでは、個人(一人)で取り組めるアクションも掲載していますが、基本的には、グループでアクションに取り組むことを想定しています。社会とは、人と人とが相互に関係しながら生活している場です。社会問題を解決するためには、意見や立場の異なる人と対話し、理解を得て、協力をしながら行動することが不可欠です。

Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック)

ですから、その力をつけるためにも、まずは「小さなグループ=身近な社会」からチャレンジしてみてください。2人では多様性に欠け、意見が異なった時などに緊張が高まることもあります。ですから、3人以上からスタートするのがおすすめです。

構成と使い方-どこから使ってもOK!

Part1~3までの3部構成になっていますが、どこから使ってもかまいません。自分のいるステージに合わせて必要なところから読んでください。

ただ、大事なのはアクションしたら「ふりかえり(Part2)」をすること。そしてまた、自分や仲間、社会を見つめ直したり(Part1)、アクション(Part3)をしてみたりと、行きつ戻りつすることです。学びも、アクションも、一直線に進むわけではなく、立ち止まったり、戻ったり、見直すことで深まっていきます。

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もくじ

  • はじめに
  • このハンドブックの使い方
  • チェックリスト

Part1 アクションをはじめる前に─自分・仲間・社会と出会う

Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック) 1.「話しやすい雰囲気」をつくる
idea 1 自分と仲間を知るアイスブレーキング
①四つの窓
②輪になって自己紹介&おとなり紹介
③パス・ゲーム
④うそつき自己紹介
⑤アクション・ビンゴ

2.「アクション」ってなんだろう?どんな社会をつくりたい?
idea 2 ワークショップ「社会相関図づくり」から自己紹介
idea 3 ワークショップ「アクションの4 象限」
idea 4 ワークショップ「わたしのソーシャル・アクション物語」
idea 5 ワークショップ「どんな社会をつくりたい?」 Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック)

3. グループで話し合う・アクションの企画を立てる
idea 6 社会問題にアプローチする4つの視点─開発教育とソーシャル・アクション
idea 7 相手のことを知る、自分のことも知ってもらう
idea 8 会議をやるには?─民主的な合意形成、非暴力、多様性の尊重
idea 9 「参加のはしご」とアクションリサーチ
idea 10 立場と多様性-誰の声を聞いているか?聞いていないか?

Part2 アクションしたら-ふりかえり、次のアクションへ

idea 11 アクションのふりかえり
idea 12 仲間をふやす
idea 13 続ける?やめる?どうする!?
idea 14 もっと!いろいろなアクション

Part3 アクション事例集

1. もっと「知る」─自分から知る・調べるアクション
Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック) idea 15 イベントや勉強会に参加する
idea 16 調べる
idea 17 インタビュー・アンケート・訪問
idea 18 企業に質問してみる

2. 話し合う「場」をつくる─考えたいことや思いを共有するアクション
idea 19 対話系イベント(カフェ・イベント)をやる
idea 20 合宿をする

3. 知る人を増やし、共感をひろげる─「伝える」アクション
Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック) idea 21 SNS やブログで発信する
idea 22 Facebook で発信する
idea 23 ポスターをつくって伝える
idea 24 パンフレットやチラシをつくって伝える
idea 25 動画をつくって発信する
idea 26 イベントを開く-イベント開催の基本
idea 27 イベントやるなら「広報」しよう!
idea 28 プレスリリースを出す
idea 29 新聞や雑誌に投書する
idea 30 パフォーマンス

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4.「資金」を募る-アクションしている人を応援する
Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック) idea 31 「資金」を募る-寄付・募金の基本
idea 32 寄付金を募る18のアクション
column 1 クラウド・ファンディング
column 2 「モノの寄付」は難しい!

5.「発信」する-意見を集める・意見を伝える79
idea 33 署名する・集める
idea 34 意見広告に参加する
idea 35 デモやパレードに参加する
idea 36 パブリックコメントを出す
idea 37 選挙で投票する
column 3 ロビイング
column 4 模擬投票

6.「選ぶ」アクション
idea 38 買わない(ボイコット)・よりよいものを買う(バイコット)
idea 39 口座を選ぶ・口座を変える

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Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック)

発行に寄せて

アクションには「現場での生きた学び」がある

これまで開発教育協会(DEAR)でありそうで無かった本、それがこの『ソーシャル・アクション ハンドブック』です。教育活動としての開発教育では「知り、考える」ことが重視され、教材のあり方や教え方、学習の仕方に多くの知恵を絞り、工夫が重ねられてきました。その目的は、学びの先にある社会参加、公正で共に生きる社会づくりへの参加です。しかし、市民社会が根付きにくい日本では、社会参加は何か特別なことのように思われてきました。

このハンドブックは、社会参加が特別なことではなく、「私にもできる」「やってみたい」と思えるような「等身大」のアクションをたくさん提示してくれています。社会に合わせて生きるのではなく、自分が望む社会を描き、そこに向かって自ら動いていくことを学ぶためのヒントに満ちています。アクションには、学びの「in/about/for」、つまり、アクションにおける学び、社会問題についての学び、実現したい社会に向けた学び、これらすべての学びが同時進行で起こります。まさに「現場での生きた学び」です。

「身近な国際協力=募金」を越えて

DEARの中期方針(2013年度~2017年度)では、「現在の開発のあり方やグローバル化がもたらす不公正を構造的に捉え広く発信する」「『世界は変えられる』という思いに基づき行動する人を増やす」という、2つの重点方針を掲げています。そして、3つの重点事業を置いているのですが、そのひとつが、「公正な社会づくりへ参加するためのアクションの支援」です。

その方針のもとに、2015~16年の2年間にわたり、全6回の連続講座「ソーシャル・アクション クラス」が開講されました。講座で実施されたアクティビティや事例を整理し、まとめたものがこのハンドブックです。事例集では、対話系イベント(カフェ・イベント)、SNSでの発信、フェアトレード、パフォーマンス、デモ等への参加など、多彩な活動が紹介されていて、身近な国際協力といえば「募金をすること」というイメージは過去のものとなった、という印象を強く受けます。

市民として望む社会を実現するために

しかしその一方で、2004年から2014年の10年間で、日本人の市民意識は低下した、という調査結果もあります(国際比較調査グループ(ISSP International Social Survey Programme)による「市民意識調査」2004、2014年より)。

「良い市民」とは、法律や規則を守る人と考える割合が増え、特に40代以下の若い世代で増えています。また、政治的・社会的な活動の経験も減少し、「今後もするつもりはない」が増加傾向にあり、政治的・社会的活動への意欲が低下していることが読み取れます。

「民主主義の権利で重要なこと」という質問の中では、「人々が公的な決定に参加できる機会を増やす」「政府のすることに異議があるとき、それに従わない行動を取る」が大幅に減少しています。調査結果では、男女差はあまりなく、「社会の中核を担う働き盛りの世代に、政府に対して健全な批判精神を持とうという意識が薄れている」と分析しています。先に書いたことと全く逆の現実が現れてきます。

紛争、難民、貧困、地球温暖化…持続可能な開発目標(SDGs)が指摘する持続不可能な世界、そして、安全保障法制と集団的自衛権の問題、米軍基地の問題、特定秘密保護法、共謀罪法案の検討など、日本にとっても戦争をすることが少しずつ現実味を帯びてきている中で、「市民意識の低下」という調査結果は何よりも危機感を覚えます。

楽しくポジティブにアクションをしていくこと、しっかり現実を見ること。そして、私たちが望む社会を実現していくこと。このハンドブックには、DEARのそのような願いが込められています。

開発教育協会・代表理事 上條直美

Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック)

企画・執筆・編集:ソーシャル・アクション ハンドブック作成チーム

Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック)

・阿部 秀樹(会社員)
・近藤 牧子(大学講師/開発教育協会評議員)
・鈴木 洋一(Wake Up Japan)
・武村 佳奈(大学生)
・田中 浩平(開発教育パフォーマー)
・前嶋 葵(コモンビート)
・八木 亜紀子(開発教育協会)  

このハンドブックは、DEARの「ソーシャル・アクション クラス」で実施したワークショップや講義の内容、参加者のアクションなどを元に作成されたものです。同様の講座の企画・開催や、本誌を活用したプログラムの実施、講師派遣にご興味のある方は、お気軽に開発教育協会までお問い合わせください。  

ソーシャル・アクション クラス(SAC)とは

2015年(10月~12月)、2016年(9月~12月)の2回にわたって開催された開発教育協会主催の連続講座。前半の3~4回のワークショップや講座を通して問題意識の共有と仲間づくりを行い、後半の2~3回でアクションプランをつくり、実施。最終回で、そのプロセスや実施したアクションの発表会を行いました。

  • 第1回:仲間を知ろう&体験!開発教育ワークショップ
  • 第2回:仲間を知ろう
  • 第3回:ソーシャル・アクションとは?どんなソーシャル・アクションに興味ある?
  • 第4回:グループ活動、アクションに向けて
  • 第5回:グループ活動、進捗共有
  • アクション期間:グループごとに日時、場所も自由に活動
  • 第6回:アクション発表、ふりかえり
2015年は「在日外国人」「貧困」」「自己肯定感」「食」の4チーム、2016年は「難民」「食」「対話」の3チームができ、それぞれ、周囲の人にインタビューやアンケートを実施したり、NPO/NGOの活動現場を訪問したり、対話イベントを開催したり、SNS上で問題意識を喚起するためのキャンペーンを立ち上げるなどのアクションが行われました。各回のレポートはスタッフ・ブログに掲載しています。  

 

Social Action Handbook(ソーシャル・アクション ハンドブック)  

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  • 教材・書籍等の著作権は開発教育協会に帰属します。著作権法上の例外を除いて、教材・書籍等の全部または一部を無断で複製したり、転写・引用・入力などしないでください。
    参考:「著作権法上の例外」とは?(著作権なるほど質問箱/文化庁)
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  • 教材・書籍等を利用して、非営利目的の講義や参加型学習プログラムを実施する際には、事前の広報資料や当日の配付資料、事後のレポート等に、使用する著作物の著作権者が当会であることを明示してください。印刷物やウェブページには、例えば、「当研修/講座で使用する教材/テキストは、開発教育協会(DEAR)発行の教材です。詳細はhttp://www.dear.or.jp/を参照してください。」等の表記をしてください。


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