ESD・開発教育実践者のための『ふりかえりツールキット』

実践者が自分自身の実践をふりかえるための5つのアプローチ
■発行:開発教育協会/DEAR
■制作:上條直美(立教大学)、近藤牧子(大学講師)、
南雲勇多(早稲田大学大学院)、中村絵乃(DEAR)、西あい(DEAR)
■2014.10.30発行、A4判
■価格:無料 (ご寄付を歓迎します)
■助成:独立行政法人環境再生保全機構「平成26年度地球環境基金」
■お取り寄せ方法
送付先のご住所とお宛名を書いた角2封筒(A4冊子が入る大きさ)に250円切手を貼り、DEAR事務局までご送付ください。その際に、お名前・ご住所・お電話番号・ご所属団体(教員の場合は担当学年・教科)もお知らせください。
※お一人様1冊までとさせていただきます。
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41富坂キリスト教センター2号館3階
『ふりかえりツールキット』担当者宛
このツールキットについて

このツールキットは、持続可能な開発のための教育(以下ESD)や開発教育の実践者が、自分自身の教育実践をふりかえり、ESD・開発教育の目的に沿って自己評価し、実践を改善していく手助けとなることを目指して発行されました。2013 年に開発教育協会が発行した『ESD・開発教育実践者のための ふりかえり・自己評価ハンドブック』を、より実践的なツールキットとして再編集したものです。
ツールキットの特徴
ツールキットでは、実践者自身が自らの教育実践や教育目的の事業をより良いものにしていくための「ふりかえり・自己評価」の方法とプロセスを、5種類提案しています。実践者は、ご自身の実践現場や実践形態、学習場面等に応じて、使いやすいものを選んでご利用いただけます。
- ESD・開発教育の事業面と学習面の両方を視野に入れた、ふりかえりの方法とプロセスを提案しています。
- ESD・開発教育の実践のあり方を決まった型枠にはめるのではなく、多様な実践のあり方を重視したふりかえり・自己評価のあり方を提示しています。
- 「 やったこと」だけではなく、「やらなかったこと」についてもふりかえる工夫があります。
- 主観的要素も客観的要素も含め、批判的視点をもってふりかえることを重視しています。
- ESD・開発教育の目的に沿った多様な視点からふりかえることで、自分自身の実践を別の視点から捉え直すことに挑戦しています。
このような方にご活用いただけます
- ESD・開発教育の視点からみた自分の実践の「質」について、多様な視点から確認したい。
- 自分の実践の中で何が大切なのか、常に確認したい。
- 自分ができていなかったこと、抜けていた視点に気づきたい。
- 自分で実践を批判的・客観的にふりかえる力をつけたい。
- 自分自身の、自己評価・ふりかえり指標を作成したい。
- 協働パートナーと一緒に、次の実践の方向性を見つけたい。
- 現在設定している自身の実践の評価指標を、ESD・開発教育の視点から見直したい。
- 実践を取りまく、団体のあり方や指針・方針も含めてふりかえりたい。
英語版のツールキットはダウンロードしてご利用いただけます
英語版のツールキットもご用意しています。
以下のリンクをクリックして、ダウンロードしてご利用ください。
→ A Reflection and Self-assessment Handbook (2014)
DEARの教材・書籍の利用についてお願い
- 教材・書籍等の著作権は開発教育協会に帰属します。著作権法上の例外を除いて、教材・書籍等の全部または一部を無断で複製したり、転写・引用・入力などしないでください。
参考:「著作権法上の例外」とは?(著作権なるほど質問箱/文化庁) - ワークシート等の複写による利用は、学習的な調査研究、「非営利」の教育・学習活動に限ります。例えば、学校の先生が、授業で使うためにコピーを作って児童や生徒に配布することは「著作権法上の例外」なので、問題ありません。
- 教材・書籍等を利用して、非営利目的の講義や参加型学習プログラムを実施する際には、事前の広報資料や当日の配付資料、事後のレポート等に、使用する著作物の著作権者が当会であることを明示してください。印刷物やウェブページには、例えば、「当研修/講座で使用する教材/テキストは、開発教育協会(DEAR)発行の教材です。詳細はhttp://www.dear.or.jp/を参照してください。」等の表記をしてください。