SDGs学習のつくりかた 開発教育実践ハンドブックⅡ
概要
人気の実践ハンドブックのシリーズ2が出ました!
- 企画・編集:SDGsと開発教育研究会
- 発行:開発教育協会
- 2021年3月、A4判96頁
- 一般価格:¥2,500(税込¥2,750)/図書館価格¥5,000(税込¥5,500)
- 会員価格:¥2,000(税込¥2,200)
- 編者・執筆者:近藤牧子(早稲田大学文学学術院非常勤講師/DEAR副代表理事)、田中治彦(上智大学グローバル・コンサーン研究所客員所員/DEAR理事)、松倉紗野香(埼玉県中学校教諭/DEAR理事)、中村絵乃( DEAR事務局長)、伊藤容子(DEAR事業担当)
- 執筆者:藤原孝章(同志社女子大学現代社会学部現代こども学科特任教授)、本山明(法政大学社会学部、キャリアデザイン学部非常勤講師/DEAR理事)、湯本浩之(宇都宮大学留学生・国際交流センター教授/DEAR代表理事)、岩岡由季子(DEAR事業担当)
お詫びと訂正-71頁に誤植がありました
「12 メディアリテラシー メディアと暮らし」の「図1 SNS情報」内の記載に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
(誤)C 同上の医療機関によれば「鼻水とたんといった症状こそが初期症状のひとつ」と私的している。
(正)C 同上の医療機関によれば「鼻水とたんといった症状こそが初期症状のひとつ」と指摘している。
「理論編」と「カリキュラム編」で構成
「理論編」では、SDGsに関する学習を進める上で不可欠な、土台となる論点を5つにまとめました。SDGsとは何かについて(第1章)、その学習を構成するカリキュラムづくり(第2章)、教育と学習を進めるファシリテーション(第3章)とその評価(第4章)、最後に、SDGsは決して万能ではない、「死角」の問題点について(第5章)です。
「カリキュラム編」では、17の項目を取り上げています。17といっても、SDGsの17のゴールそれぞれに対応した項目ではありません。SDGsの理念にあるキーワードや、達成に向けて直面している地球的課題から設定しました。それらに関する学習展開の提案とポイント、そして改めてSDGsとの関連が示されています。
もくじ
本ハンドブックの発行にあたって
本ハンドブックの構成・使い方
第1部 理論編
第1章 SDGsの理念・内容と教育の課題 …6
第2章 SDGs学習のカリキュラムづくり…11
第3章 SDGs学習におけるファシリテーション~指導者がファシリテーションを学ぶ…14
第4章 SDGs学習の評価…18
第5章 SDGsを批判的に検討する:SDGs学習の死角を乗り越えるために …22
第2部 カリキュラム編
- 世界の現実とSDGs 「100人村」から世界の現実を学ぶ…28
- 文化の多様性 人の暮らしの違いや豊かさを感じる… 30
- 食 食から考える地球の未来… 34
- 水 みんなが使える大切な水とは… 38
- 生産と消費 つくる責任・つかう責任を果たすには… 42
- 在住外国人 隣に暮らす「外国人」 … 46
- 難民 難民問題について考える …50
- ジェンダー平等 規範と差別に向き合って … 54
- 貧困 絶対的貧困を考える … 58
- 格差・不平等 経済格差と不平等のしくみから … 62
- まちづくり 持続可能な「まちづくり」を目指して … 66
- メディアリテラシー メディアと暮らし … 70
- 平和 平和を築く学び … 74
- 国際協力 誰のための国際協力? … 78
- 気候変動 気候変動と私たち … 82
- 生物多様性 野生生物絶滅の危機をいかに救うか … 86
- 参加 社会へ〈参加〉する … 91
DEAR教材一覧…94
SDGs学習 実践事例
今回、ハンドブックには紙幅のため掲載できなかった、SDGs学習の実践をご紹介します。 SDGs研究会では、今後もSDGs学習の実践事例を集め、共有していきたいと思っています。皆さんのSDGs学習の実践のヒントになれば幸いです。
- 小学校でのSDGs学習(※準備中)
ご注文方法
- DEARの本は直販のみです。書店などには置いておりませんので(取次を通していません)、 DEARまでウェブ、ファクス、お電話にて直接ご注文ください。 詳しくはこちらのページをご参照ください。
- DEAR事務所(東京都文京区)で直接ご購入いただくことも可能です。来所の際は事前にご連絡ください。
- 教材総合カタログ(ヒルマ/スクラボ/PLUS)で一部の教材をご注文いただけます。詳しくはこちらのページをご参照ください。
シリーズ『開発教育実践ハンドブック―参加型学習で世界を感じる』
開発教育の手法と学習プログラムとが学べる、実践のためのハンドブック
前半は参加型学習の基本的な手法や事例を紹介した、開発教育の実践マニュアル。 後半では、開発教育を「総合的な学習の時間」などで扱うための、学習プログラムと教材を12のテーマでまとめました。
「“食”を切り口に授業をつくりたいのだけど、どんなプログラムを作るとよいだろう?」 「●●について、参加型で考える展開にしたいのだけど、どんな手法があるだろう?」 学校や社会教育の場で、NGO活動の場で、そのほか、様々な場で応用していただけます。
- 企画・制作:開発教育協会
- 2012.3(初版2003.8)、A4判116頁
- 一般価格:¥2,000+税(図書館価格¥4,000+税)
- 会員価格:¥1,600+税
教材の著作権について
- 教材・書籍等の著作権は開発教育協会に帰属します。著作権法上の例外を除いて、教材・書籍等の全部または一部を無断で複製したり、転写・引用・入力などしないでください。
※著作物が自由に使える場合(文化庁)http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html - ワークシート等の複写による利用は、学術的な調査研究、「非営利」の教育・学習活動に限ります。例えば、学校の先生が、授業で使うためにコピーを作って児童や生徒に配布することは「著作権法上の例外」なので、問題ありません。
- 教材・書籍等を利用して、非営利目的の講義や参加型学習プログラムを実施する際には、事前の広報資料や当日の配付資料、事後のレポート等に、使用する著作物の著作権者が当会であることを明示してください。印刷物やウェブページには、例えば、「当研修/講座で使用する教材/テキストは、開発教育協会(DEAR)発行の教材です。詳細はhttp://www.dear.or.jp/を参照してください。」等の表記をしてください。