DEAR 開発教育協会

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お寺で「地球の食卓」 in 名古屋・想念寺(2011年1月)

お寺で「地球の食卓」

愛知県のお寺、想念寺の檀家さんたちを対象に「地球の食卓」ワークショップを開催しました。

  • 実施日: 2011年1月24日(月) 60分
  • 主催者: 特定非営利活動法人 アーユス
  • ねらい: 
    (1)「地球の食卓」の写真を使った参加型学習を体験する。
    (2)世界各地の家族の食生活の良いところ、抱えている問題について考察する。
  • 参加者: 12名(内訳;アーユススタッフ1名、寺スタッフ2名、檀家・信者9名)
  • グループ: 4人×3グループ
  • ファシリテーター: 宮崎花衣/DEAR
  • 使用教材:写真で学ぼう!「地球の食卓」学習プラン10(開発教育協会)
    (使用する写真:アメリカ、エクアドル、トルコ、ブータン、日本)

アイスブレイキング

4つの窓(名前/好きな食べ物/行ってみたい国/食生活で気をつけていること)でグループ内自己紹介を行う。
※年配の方は、なかなか好きな食べ物が出てこなく、また、行ってみたい国に、国内の観光地をあげる人が多かった。

アクティビティ「ランキング」

お寺で「地球の食卓」

フォトランゲージ

  • グループに写真を1枚(アメリカ/エクアドル/トルコ/ブータン)の写真とワークシートを配付。ワークシートに沿って、写真から読み取ったことを書き出してもらう。
  • グループごとに発表。
  • 日本の写真を配付。気づいたことをあげてもらう。

ランキング

以下のテーマで6カ国のランキングをする。テーマごとにランキング結果と理由について話す。
(1)健康で長生きしそうな家族 (2)ごみが多くでそうな家族 (3)食事に招待してもらいたい家族

“健康で長生きしそうな家族”のランキングの際に配付した、各国の肥満・糖尿病・カロリー摂取量等のデータに興味を持つ人が多かった。また、ランキング下位の理由に、食べ物だけでなく「ストレスが多そう」との意見がでたのが面白かった。“食事に招待してもらいたい家族”のランキング結果はグループにより、大きな違いがでた。今まで見たことのない食材を使った料理を食べてみたいという好奇心が強いグループ/素朴で健康そうな家族を好んだグループ/普段食べなれていて栄養豊富な食卓を選んだグループ、と様々であった。エクアドルの家族の食卓に対し「戦後の日本みたい」とのコメントが印象に残った。

私の食卓

自分の食卓について振り返り、どのようなことを大切にしていきたいかを考える。
※一人暮らしが長く、子どもや孫と離れて暮らしている方が多く、「家族との食事」という意見が出てきた。
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ファシリテータの感想

お寺で「地球の食卓」

参加者の多くが70~80歳の方で、普段のDEARの講座参加者層と異なったため、ワークショップ開始前は少し不安だったが、皆さんコミュニケーション能力が高かったため、段々とのってきてくれ、グループ発表も想像以上に多くの意見が出た。一部の意見は、自分にはない視点からのもので、私自身、小さな発見がいくつもあった。

最後におこなった自分の食卓の振り返りと、大切にしていきたいことは、ご年配の方にはあまり向いていない問いかけであったかもしれない。「もう好きなものを好きな時に好きなだけ食べていく」との意見にも納得。お寺での開催であったため、最後は「命を大切にしている家族」でランキングをした後に、全体をふり返り、しめればよかったかもしれない。しかしながら、「地球の食卓」のワークショップは幅広い年齢層を対象に、楽しく、発見がある場をつくることができることが分かり、今後も様々な場で実践していきたく思う。

(報告:宮崎花衣/DEAR)

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