DEAR 開発教育協会

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NPOの勉強会で「食から考える、私たちの未来」 in 大阪/コモンビート(2010年12月)

食から考える、私たちの未来

ミュージカル等を通した共育NPO、コモンビートの関西メンバーを対象に「食から考える、私たちの未来」をテーマにしたワークショップを開催しました。

  • 実施日: 2010年12月11日(土) 140分
  • 主催者: 特定非営利活動法人 コモンビート
  • テーマ: 地球の食卓~食から考える、私たちの未来~
  • ねらい: 
    (1) 豊富な食べ物に囲まれた私たちくらしの裏側にある課題・問題を認識する(食料自給率、フードマイレージ、ゴミ問題など)。
    (2) 「持続可能な食卓」の実現に向けて私たちができることを考え、行動へつなげる。
  • 参加者: 33名(うち子ども5名)
  • ファシリテーター: 佐藤友紀/DEAR
  • 使用教材:「フードマイレージ どこからくる?わたしたちの食べ物」(開発教育協会)
    (使用する写真:ドイツ、アメリカ(リーバイスさん一家)、中国(ツゥイさん一家、ドンさん一家)、エクアドル、ブータン、日本)

アイスブレイキング:漫才「食事する店を迷っているカップルの会話」

食から考える、私たちの未来

コモンビートメンバー2人による漫才「食事する店を迷っているカップルの会話」
「何でも選べるファミレス? 食べ放題の焼き肉? ちょっとリッチにフランス料理? とりあえず手軽にファストフード?」 …さて、みなさんなら、どこに行きますか?」で「部屋の四隅」を行う。
なぜその店を選んだか、あるいは、他の店を選ばなかった理由から、食べることへの意識とこだわりを考えてもらう。
キーワードになることば、観点はホワイトボードに書きとめる。

アクティビティ「食料自給率を知ろう&フードマイレージ」

フォトランゲージ

  • 2人組でホームステイしたつもりでフォトランゲージ(ドイツ/アメリカ/中国/エクアドル/ブータン)を行う。
  • 2グループで組み、相手グループに「ホームステイどうだった?」を質問し合う。
  • 日本の写真を配付。気づいたことをあげてもらう。でてきた意見:「ゴミになるものが多い」「加工食品が多い」「調味料が多い」「魚が多い」「季節が不明」「輸入食品が多い」
  • 食料自給率、食料廃棄、フードマイレージ、ハウス栽培と地球温暖化などについて解説
食から考える、私たちの未来

「理想の食卓」のためにできること

  • 理想の食卓=地球と人にやさしい食卓(持続可能な食卓)という共通理解を前提に、理想の食卓を目指して、「私が、周囲の人と、地域で、国・地球全体で」「今日、3か月、1年、10年以内、いずれ」したいこと、できること、めざしたいことをブレーンストーミングする。
  • 床にテープで表を作り、みんなで広げて置く。(同じものは重ねて置く)
  • 全員で見渡し、相互に質問、解説を行う。
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参加者の感想

日本の食、世界の食について学べました。グループトークなどで、みんなの考えを聞いたり、一緒に考えたりがよかった。ムダを無くす、お米を食べる、など、今日からできること、これからできることを考えて実行していきます。1人1人の小さな事が、日本・世界の大きなことにつながっていくのだと思いました。

とっても楽しかったです。ホームステイの写真は国によって様々で、国の特徴が出ていておもしろかった。写真からあんなイメージがわくとは!!!日本ガンバレ!!最後の表のやつでは、すぐにできる事ばかりで、身のまわりから変えていく事が大切ですね。

地産地消という言葉は去年はじめて知り、日本の食のことについてちょっと気になりながら何もできない日々でしたが、今日は楽しく「世界の食卓」をワークショップ形式で学ぶことができました。日々の生活のなかでやろうと思っていてもなかなかできなかったこと、例えば"ペットボトルを買わない"とか"食べ残さない"ことなどを絶対にやるぞ!って改めて思いなおし、もっと世界に目を向けながら日々の食事を楽しみたいと思いました。そして、みどりちょうちん、はじめて知りました。1回だけ見たことがあって、何やろう?って思っていたので。機会があれば、DEARのワークショップにぜひ参加して学び、周りの人に広げていきたいです。

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ファシリテータの感想

参加者の多くがミュージカルという表現の場を通じてつながっており、とてもオープンマインドだったこと、アイスブレイクの「カップルの会話」で大笑いから始まったことで、最初から楽しさあふれる学びになった。食料自給率、フードマイレージ、地産地消など伝えたいことが多くて少々情報過多な面もあったが、「理想の食卓」を目指してそれぞれができることを考え、全員で床一面に広げてダイナミックに共有することで、印象も深くなり、身近にできることも実感してもらえた。

(報告:佐藤友紀/DEAR)

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