DEAR 開発教育協会

english site

親子参加ワークショップ「地球の食卓~いただきます」 in 公民館(2012年6月)

  • 実施日: 2012年6月9日
  • 主催者: 調布市北部公民館
  • テーマ: 多様性・食・宗教
  • ねらい:
    (1)世界の多様性に触れるとともに、他の国に住む人々を身近に感じられるようにする。
    (2)宗教が食生活に関わっていることを知る。
  • 参加者: 小学生、親子
  • ファシリテーター: 宮崎花衣/「地球の食卓」教材作成メンバー
  • 使用教材:『写真で学ぼう!地球の食卓 学習プラン10』(開発教育協会)
    (使用する写真:インド、トルコ、ブータン)

アイスブレーキング

  1. Hug a Planet(地球のクッションボール)を渡し合いながら参加者同士名前を覚える。
  2. 親子で旅行したい国を相談して決めてもらい、近い国同士でグループになる。

アクティビティ「いただきます」

フォトランゲージ (※フォトランゲージとは?

  • 『地球の食卓』の写真を親子(2~3人)に1枚配る。フォトランゲージを行い、見つけたものや気づいたことをワークシートに書いていく。
  • グループ内で発表し合い、さらにグループみんなでフォトランゲージを行う。
  • 写真の国ごとにグループ1組が全体に発表する。
(ファシリテーターのひとこと)
使用した写真は、インド・トルコ・ブータンに住む3家族。はじめは親子で写真を見ながらワークシートを記入していきました。小学校1年生の子も自分が分かる野菜の名前を一生懸命書いていました。
ワークシートをクリックして拡大(pdf)

ランキング

  • グループで、「夏休み1カ月間ホームステイするならどこの家族がよいか」でランキングをする。
  • グループごとに発表。
  • 写真の家族が住む国でポピュラーなおやつの写真を見て、どの家族の国かを考える。おやつは、サモサ(インド)・ロクム(トルコ)・赤米(ブータン)。

宗教の教えと食事

  • フォトランゲージで見つけた肉類に注目し、そこに宗教の教えが関係していることを伝える。
  • 各宗教(ヒンドゥー教・イスラム教・チベット仏教)の寺院・モスクやお祈りをしている人々の写真を見せながら、子ども達に宗教のイメージを捉えてもらう。
  • 各宗教の食べることに関する教えが書かれたカードの仕分け作業(ヒンドゥー教の教え/イスラム教の教え/チベット仏教の教え/全ての宗教に共通する教え)をグループで行う。
(ファシリテーターのひとこと)
3年程前に「いただきます」のアクティビティを作成していくなか、『食べること生きること 世界の宗教が語る食のはなし』(奥田和子 2003 編集工房ノア)を読み、各教典に色々とユニークな食に関する教えが載っているのだなあと面白く思うと同時に、「食べ物の恵みに感謝する」「おなかいっぱい食べない」や「食べ物を分け合う」などを共通して人々に伝えていることがとても印象的だったので、カードの仕分け作業後は、共通の教えに特に注目しました。

おやつタイム♪

  • 各地域の信者さんたちが食べる前に口にする言葉や動作について教える。
  • 写真で見た各国のおやつ(サモサ・ロクム・赤米炒め)を、みんなで食べる。食べる前に、教えてもらった言葉を唱える。
(ファシリテーターのひとこと)
赤米炒めは前日に家で作成。一晩水に浸けた赤米を30分以上弱火で炒めるのですが、はじける様子が可愛く、炒り立てはすっごく美味しかったのですが、子どもには味が素朴すぎて好まれないかなと思い心配していましたが、みんなよく噛みながら「おいしい」と言って食べていました。
ページトップへ

参加者の感想

こどもの感想
「写真の中からちがう国の食べ物を書くのが楽しかったです」
「おやつがおいしかった。どの国かがわかってよかった。写真を見てトルコが一番いきたくなった」
「ふしぎな食べ物がたくさんあった。同じアジアでも食べ物がちがった」

おとなの感想
「いろいろな国のそれぞれ大切に思っていること,考え方を知ることができてよかった。おやつも美味しかったです。次の機会も楽しみにしています」
「日本にいると「違う」ものの文化に直接ふれる機会がありません。たべものから広げていくことで、子どもはすぐさま興味が持てたようです。おふろにはった世界地図の中のいくつかを身近に考えられ楽しかったです。少しずつこういう機会を重ねられるとよいかなとおもいます」
「食を通して,世界の宗教などにもふれることができ,とても良い刺激を受けました。また,ワークショップの運営の仕方が子どもに発言や考えることを上手にうながしていて,とても素晴らしいと思いました。とても勉強になりました」

ページトップへ
 「参加型学習の実践例」一覧へ戻る    DEARの講師派遣プログラム
参加型学習で世界を感じる-開発教育実践ハンドブック こんな授業をしてみたい!
『市民学習実践ハンドブック~教室と世界をつなぐ参加型学習30』

全国各地の学校やNPO/NGOによる現場の事例から、数多くのヒントを得られる一冊です。日本の貧困問題から、グローバリゼーション、環境、先住民族、模擬選挙などの多彩な取り組みを、「多文化共生・多様性」「平和・戦争・メディア」「世界とのつながり」「市民と参加」の4つのテーマでまとめました。(一般価格¥2,000 会員価格¥1,600)
詳しい紹介をみる
ページトップへ