DEAR 開発教育協会

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学生×留学生ワークショップ「もっと話そう!エネルギーと原発のこと」 in IVYみやぎ(2013年2月)

アイスブレーキング

ランダムに歩き回り、出会った3人でグループを作ったら、「雪の上での歩き方のコツ」や「今までで一番エネルギーを使わないで生活した体験」について紹介し合った。アクティビティに入る前に和やかな雰囲気が出来上がった。

アクティビティ

学生×留学生ワークショップ「もっと話そう!エネルギーと原発のこと」 in IVYみやぎ

「ゆうだい君の手紙」~わたしの気持ち(教材「アクティビティ8」より)

5~6名のグループを作り、皆で毎日小学生新聞への投書を読んだ後、ワークシートを使って今の自分の気持ちを3つ上げて、どうしてそのように感じたのか話し合う。その後、グループごとに発表。小学6年生が理路整然とした文章を書いたことへの驚きや、小学生がこのように悩み声をあげたことへの悲しみのほか、責任の所在を明らかにする行為自体の必要性や問題点にも議論が発展した。

最後に、ゆうだい君が訴えた「皆で話し合うこと」を実現するため、どうしたら自由に話し合える場を作れるかを考えた。

テクノロジーとわたしたち~テクノロジーの利用を考える(教材「アクティビティ14」より)

2~3名のグループを作り、「スマートフォン」「電子レンジ」「拳銃」「原子力発電」「原子爆弾」といったカードを、規制が必要なレベルにより3つのグループに分け、その理由を話し合う。その後、隣のグループとも話し合い、その結果を発表。

そのテクノロジーの危険性や規制の必要性を、どのような観点から考えるのかについて議論が盛り上がった。様々な価値観、考え方、文化があることを、参加者みんなで実感することが出来た。

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参加者の感想
~「ワークショップがおわったときに満足感であふれました。やはり話から全部が始まる」

学生×留学生ワークショップ「もっと話そう!エネルギーと原発のこと」 in IVYみやぎ
  • 様々な年令、仕事、国籍の人がいて楽しかった。とくに意見が違う人がいると、議論が盛り上がって楽しかった。話し合う楽しさが感じられた。
  • 知識が欠けているから、自分の意見が間違っていないかなど話し合うことに不安を持っていましたが、留学生の方々、福島の方など今まで聞いたことのない意見が聞けて、雰囲気もよく、自分から積極的に話すことができました。
  • 第一部の時に「話し合う」のが大事だということが提示されたのですが、話して終わるんじゃないかと思ったのですが、ワークショップがおわったときに満足感であふれました。やはり話から全部が始まる。
  • こういう場が欲しいと思いながら、参加することも、自分で作ることもしないできた。参加できてよかった。これから自分の周囲でやってみたい。
  • エネルギーについて考える機会がいままでなかった(さけていた)ので、ほぼ初めてだったのですが、改めて見つめ直す機会でよかったと思っています。
  • さまざまな意見を聞くことができたこと、ひとつのものに対して感じる感情がみんな違うこと、知識がふやせたこと、自分の考えを言葉におこすことで、整理することができること、エネルギー問題についてより真剣に考えていけるきっかけになったと思います。
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主催者の感想
~「まずは互いの気持ちや考えを共有するところから始めることが重要だと思う」

学生×留学生ワークショップ「もっと話そう!エネルギーと原発のこと」 in IVYみやぎ

アジア、中東、東欧等の留学生や福島からの参加者もあり、多様な考えや思いを皆で共有する機会になった。

エネルギー問題、特に原発に対する議論は、賛否を問い、互いの意見を戦わす場になりがちであると思う。また、経済や安全保障などの大きな視点が絡むため、知識がないことを理由に考えること自体を途中であきらめてしまう人も多いのではないか。今回のワークショップのように、結論を出すことや討論をすることを目的としない場が必要だと感じた。

多くの人が、自分ごととしてこの問題を捉えて、まずは互いの気持ちや考えを共有するところから始めることが重要だと思う。 今回、参加者を関係者以外に広げていくのが難しかった。一般の人たちをこのような場に巻き込む工夫も考えていきたい。 (堀野/IVYみやぎ)

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