DEAR 開発教育協会

d-lab2020 tags

d-lab2020開催レポート 報告書が完成!

d-lab2020報告書が完成しました!

2021年2月20日(土)~23日(火・祝) に、d-lab2020(第38回開発教育全国研究集会)をオンラインで開催しました。
4日間の全プログラムの実施記録や参加者アンケート、実行委員の振り返りなどをまとめた報告書が完成しました。どうぞご覧ください。
(助成:一般財団法人日本国際協力システム)

画像をクリックしてダウンロードできます(PDF/56頁/9MB)

参加者アンケート

1日目:2月20日(土)

1日目のプログラムはこちら

気づきや学び、収穫、感想など

  • 沖縄の歴史や文化を学びながら、それらを守ることの大切さと大変さに気づくことができました。(会社員)
  • 「沖縄の生き方そのものが平和的」琉球王国の時代から変わらない姿勢に改めて感銘しました。(高校教員)
  • よくニュースで話題になること、自分たちの身の回りの生活などの向こう側にある問題に目を向けられたような気がします。きっと氷山の一角で、犠牲の種類は人の分だけあると思いますが、社会に世界に置き去りにされた人たちの声をもっと消費者側が、先進国と呼ばれている国側が聞かないといけないと思いました。(学生)
  • 全体会を通して「教育」とは希望であるということを思えたこと、自分が携わる仕事の中での課題を考えられたこと。いつもこういう場に、「答え」を求めて参加しがちですが、そんな簡単に答えはでません。でも、同じように試行錯誤してみなさんが希望を持って教育に携わっている姿を見られるだけでも、力をもらいました。(団体職員)
  • 生きているだけで素晴らしいことなんだと感じられる社会、誰の命も大切にされる社会をつくろうと真剣に考えて、実践している人たちと同じ時間を過ごせたことが収穫でした。(団体職員)
  • 私自身が過去のことと思っていた沖縄の歴史(方言、民族など)が今の世代にも強く影響していることに驚いた。(学校教員)
  • 地元沖縄のことをまだよく知らない。人に伝えるためには、まずはもっと知ることが必要だ、と気付きました。(高校教員)
  • 現在、何もかもがオンライン講座となっていますが、その中でも工夫をしながら、参加型で学ぶこと、話し合う、対話するということの大切さを改めて感じました。(NPO・NGO)

2日目:2月21日(日)

2日目のプログラムはこちら

気づきや学び、収穫、感想など

  • 意見交換の折々に、意識の高い人たちが集っていることを改めて感じた。自分への栄養補給になった。(高校教員)
  • 「教育」ということで市民社会だけではなく教員の方のご参加も多く、立場の違う方のお話を聞けたことが新たな学びとなりました。(NPO・NGO)
  • 参加者からの「プラスチックじゃないものをさがすのが難しい」の一言。自分の生活とプラスチックを考えるきっかけになった。(NPO・NGO)
  • やはり今日は「ひめゆり」のワークショップが一番印象深い。オンラインでも、これだけのことができるということに感銘を受けた。ありがとうございました。(高校教員)
  • 人が生きていく中で大切なものは何だろう?という問いがすべてにつながっていくように思いました。また、短い時間ですが参加者の方とグループで話す中で教わることも多く対話の大切さも実感しています。(日本語教育関連)
  • オンラインでも、沖縄からの熱量が伝わってきました。人権の大切さ、人を責めすぎないこと、それでも希望を捨てないこと、沖縄に詰まっている秘密をもっと知りたくなりました。(団体職員)
  • まだまだ知らないことがいっぱいあります。学びは「知る」ことから。(大学教員)
  • プラゴミ問題にせよ、フェアトレードにせよ、身近に多くの問題があり、それに目を向け自分なりに考え、そしてアクションを起こすことの重要性を再認識しました。今日学んだソーシャルアクションを参考に、必要な場合は問題解決に向けて行動したいと思います。(高校教員)
  • プラゴミというグローバルな問題から学生グループがお持ちのローカルな課題まで、さすがd-labという一日でした。(高校教員)

3日目:2月22日(月)

3日目のプログラムはこちら

気づきや学び、収穫、感想など

  • 沖縄の空気や人との交流を味わうことができました。構成やカメラワークも工夫されていて、おもてなされている感がありました。(NGO・NPO)
  • とても臨場感があり、まるでその場にいるかのように楽しめた。(大学教員)
  • 沖縄の雰囲気を楽しむことができた。今日は特に初夏を思わせるような明るい日差しに包まれて、現地を訪れた気分になれた。(行政職員)
  • 直接、生活している方からの話を聞けたことがよかったです。沖縄はここ数年何度も行っているのですが、沖縄の人と個人的に親しくなる機会はなく、旅行者という立場から抜け出せていなかったので。次回、行く時はNGOセンターなど訪ねてみたいです。(学校教員)
  • オンラインでの体感ツールを学びたかった 予想以上に臨場感があり楽しかった景色や観光スポットではない沖縄の古き良き文化や生活、人に触れることができた。眞榮里さんの地元愛と真摯な解説に感動しながら新里さんとのやりとりが絶妙だった。そんなところに今回のぬちぐすいまちまーいオンラインツアーの素晴らしさと満足感があったように感じた。本当に最高でした!(学習支援関係)
  • オンラインスタディツアーの参考にもなりました。(NGO・NPO)

4日目:2月23日(火・祝)

4日目のプログラムはこちら

気づきや学び、収穫、感想など

  • 日頃持っている疑問、もっとよくしたいという思いを他の人々と共有することで、次の一歩を踏み出そうという意欲が持てた。(行政職員)
  • 沖縄にご縁のある人はみんな『ウチナーンチュ』と仰られていたこと。多様性を受け入れ、寛容な心・社会となるように、自分にできることを考え、実践につないでいきたいです。(団体職員)
  • 人間はみんな同じ一人の人間であることを実感しました。どんな言葉を話すか、どんな国に生まれたか、どんな文化を背景に持つかはそれぞれ違う点ではあるけれど、その違いに優劣はなくてみんな同じく生きている。その根本を尊重しあうことが重要だと感じました。争いや憎しみ、差別、偏見など悲しい出来事ももちろんたくさんあるけれど、権利を持った一人の人間だということを思い出せば、そういった負の感情から抜け出すことができるのではないかと感じます。今という時代を一緒に生きている縁を大事にしたいなと思いました。(学生)
  • 気候変動やSDGsの取組みが、各地で行われたり、考えられたりしていることに励まされた。(大学教員)
  • 沖縄の移民の歴史、うちなーんちゅ、豊かな自然と様々なことを学ばせていただきました。大会テーマにもあるように「ぬちどぅ宝」が基本にあるように思います。
  • 社会的公正は難しい話ではなく自分とつながりがあり、自分が加害者にも被害者にもなりうる前提であるということに気づいた。(団体職員)
  • 3日間参加しましたが、どの日も内容が濃い。まだ整理はできていませんが、確実に引き出しが増えました。すぐに試してみたいテーマもありましたし、参加してよかったとつくづく思いました。ありがとうございました。(高校教員)
  • 社会をより良くしていくための仲間、新たな人との繋がりが得られた。(NGO・NPO)

オンライン開催に関するご意見・ご感想など

  • 実際に沖縄での開催だったら参加できていたかわからないので、オンラインという形で行われたおかげで参加することができました。今後も実際に現地での開催が一番ですが、オンラインでの参加も可能になるような新しい形ができていくと嬉しいです。(日本語教育関連)
  • また対面でやれる機会を祈ってます。こんな大規模な企画をオンラインでも開催してくださり、実行委員会の皆さんへのリスペクトと感謝でいっぱいです。(団体職員)
  • オンラインでの運営は色々と大変だと思いますが、家から沖縄を感じながらの学びの機会が持てたことに感謝です。(日本語教員)
  • オンラインで開催できたことはよかったと思いますが、参加者同士の交流が難しいので、寂しくもあります。画面に知っている名前があっても話しかけられなくて。(高校教員)
  • 沖縄現地での開催を何年か後に又できればと感じます。(高校教員)
  • 慣れないオンライン開催お疲れ様です。全国各地、場合によっては外国からの参加もあり、オンラインならではの交流があってとても楽しく学ぶことが出来ました。有り難うございます。d-labは初めての参加ですが、来年以降も参加したいと思います。(高校教員)
ご参加くださった皆様ありがとうございました!(実行委員メンバー一同より)

d-lab2021は11月に開催予定!

来年度のd-labは、2021年11月6日(土)・7日(日)にオンライン開催予定です。
詳細は決まり次第、ウェブサイトやメールマガジンにてご案内させていただきます。ぜひ、ご予定ください!