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d-lab2022開催レポート
d-lab2022が終了しました!
2022年8月5日(金)、6日(土)、7日(日) に、d-lab2022(第40回開発教育全国研究集会)をオンラインで開催しました。
3日間を通して、国内外から145名(スタッフや関係者含む)の参加がありました。たくさんのご参加・ご協力をありがとうございました!
参加者アンケート
1日目:8月5日(金)全体会
1日目のプログラムはこちら
気づきや学び、収穫、感想など
- 教育観の転換が叫ばれているのになかなか進まない状況について何かしらのヒントが得られたように感じます。再度、那須先生、近藤先生の資料を拝読しながら、教育の本質そしてSDGsの時代に求められている教育観・教師観とは何かを考えてみたいと思います。(学校教員)
- もう少し、参加している教職員の方々自身が学ぶ側であるということを強調してお話いただけたら、教員自身が変わる必要性を感じていただけたのかもしれないと後から思いました。成人教育の分野をこれからもっとDEARとして巻き込んでいただくことを期待します!(NGO・NPO)
- 学校教員という立場から、教育の変革の必要性を強く感じています。そんな中でお二方の最新の話を聞くことができて学びが多かったです。変革したい、変容せねば、と思う中で、やはり学校現場には変容したくない勢力が一定数います。参加者の方々のQ&Aから、同じような悩みを抱えている人もいるということがわかりました。教育現場の変革を担えるよう、強く思いました。(学校教員)
- 情報量が多くて消化しきれていないところも多々ありますが、自身の経験と照らし合わせつつ、納得できるところや共感できるところがあり、視野が少し広がりました。(団体職員)
- 初めて知る言葉がたくさん出てきたため、完全に理解することは難しかったが、大学の授業で学んだ内容と関連していることもあり、とても勉強になった。そして、今後も学びを深めていきたいと思った。(学生)
2日目:8月6日(土)
自主ラウンド&実践報告&分科会
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気づきや学び、収穫、感想など
- 個々の経験や歴史、大きな構造の問題をどう当事者性を持てるようにできるか、問いをどうしたらいいかなと改めて考えさせられました。(団体職員)
- さまざまな場所にいらっしゃる方と繋がり、意見交換することができ、実り多い一日でした。(学校教員)
- 地方の一市民の多くは地域の課題は見えていても、世界とのつながりや地球市民という視点は欠けがちのように感じるので、今日の成人教育の話を聞いたりマラケシュ行動枠組みを読む中で、グローバル・アクティブ・シチズンシップの促進や実現という点の重要性を再確認した。(会社員/分科会1:おとなのアクティブシティズンシップに参加)
- 教科書にもSDGsの単元があったり、世間的にも認知度が進んだSDGsですが、実際に教科の中でどう扱えばよいのか迷っていたため参加しました。皆さんとのお話の中で「無理なく生徒のためになることをやれば良い」という言葉があり、欲張ったり背伸びせず今の自分ができることを精一杯やってみようと思いました。(中学校教員/分科会2:SDGs Hop, Step, Jump!に参加)
- SDGsを授業のテーマとして掲げるのではなく、子どもたちが生活の中で抱えている問題や地域の問題をSDGsにつなげるのはどうかと考えました。教師全員に協力隊の経験があるわけでもないし、子どもたちも身近なところが出発点であると自分ごととして捉えやすいと思います。あまりSDGsと言った言葉にとらわれる必要はないと感じました。(大学生/分科会2:SDGs Hop, Step, Jump!に参加)
- そもそも「沖縄移民」という言葉にピンと来ていなかったため、まずそうしたことを知れたことが良かった。また現在の移民・難民について考える際に他国の状況などを参考にすることが多いが、そうではなく過去の人の移動から考えるというのが新しい体験だった。(NGO・NPO/分科会3:沖縄移民に見る人の移動に参加)
3日目:8月7日(日)
自主ラウンド&分科会&ふりかえり
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気づきや学び、収穫、感想など
- つい先日、パーム油のワークショップをしたのですが、その時に参加者の方から、長い間同じ問題が続いているよね・・・という言葉が発せられました。そこにフォーカスした話し合いをしたかったなぁと振り返りながら思っていましたが、それを問いをつきつめていきながら、1つではない答えをいろんな方と対話をしながら、考えていきたいと思います。今日の学びを落とし込んでいくのにもつなげていきたいと思います。(団体職員/分科会4:パーム油のはなしに参加)
- ゲストのお二人から、直にお話を伺う貴重な機会となった。教材発行から20年たったとはいえ、まだまだ継続していかなければならないというメッセージは印象に強く残った。
(団体職員/分科会4:パーム油に参加) - 最後の振り返りで話されていた「レンズのとらえ方」で、今日の学びが腑に落ちたように思います。人は間違う存在であることを忘れずに、これからも謙虚に学んでいきます。(学校教員/分科会5:ジェンダーに参加)
- テーマが「ファシリテーション再考」ではなく「開発教育ファシリテーション再考」なので、開発教育についての情報提供、認識共有が最初にあれば、さらに議論が深められたとも思いました。(学校教員/分科会6:開発教育ファシリテーション再考!に参加)
- ファシリテーションについて初めて知ることがたくさんあり、とても勉強になった。教師とファシリテーターの役割について今後も考えていきたい。(学生/分科会6:開発教育ファシリテーション再考!に参加)
- 教員と生徒、人と人がともに考えともに学び合うことの大切さを改めて感じました。(学生)
- 普段の活動の範囲をこえて同じ志をもつ方々と意見や問題意識、自分が取り組んでいることを共有できる場をもつことはとても大切なことだと思っています。(団体職員)
- 行動の新たな可能性が見えた。(学校教員)
- 災害支援やパーム油の話において、公正さとは何かを考えさせられた。(学校教員)
- やはり、相手の意見から自分自身で感じていることや向き合うべきことが明確になり、整理できるなぁと思いました。(団体職員)
- 教師を辞めてからは初めてのd-lab、8年ぶり?でしたが、やっぱり面白かったです。この8年参加していなかったことが勿体ない・・・。来年も参加したいです!(会社員)
オンライン開催に関するご意見や今後に期待することなど
- 非常に内容の濃い3日間でした。会場参加だったら参加できていなかったので、オンライン実施でとてもありがたかったです。(学生)
- 学校の夏季休業中の実施、とてもありがたく思います。オンラインですと、遠方の方ともつながることができるので嬉しいです。(学校教員)
- 各自主ラウンドテーブルの様子を録画してユーチューブの動画のように全研の参加者は一定の期間視聴できるようにしてほしい。参加しなかった自主ラウンドテーブルで気になるものがあるので。(元学校教員)
- オンラインはとても参加しやすいと感じました。でも、対面だと同じ分科会に参加した人と延長して話ができるので、それができないのはフラストレーションが溜まってしまうかもしれないですね。(団体職員)
- オンラインのメリットを生かすことでより多くの方の参加を保障することにつながる。(団体職員)
- みんなで作り上げているという感じがすごくよかったです。(学校教員)
- 運営の方々に心から感謝いたします。3日間本当に前のめりで学べました。(学校教員)
d-lab2023は、2023年8月に開催予定!
来年度のd-labは、2023年8月に開催予定です。
詳細は決まり次第、ウェブサイトやメールマガジンにてご案内させていただきます。ぜひ、ご予定ください!