DEAR 開発教育協会

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震災からはじまる学び

<三重|被災者支援を考えるワークショップ> 実践レポート

実践者 はままつ国際理解教育ネット(はま国ネット) http://hamakokunet.hamazo.tv/
実践の場 国際理解教育研修会(三重県)/主催:三重県・三重県教育委員会・JICA中部
対象 教員32名、一般参加者3名
日時 2011年8月4日 14:30~16:30
テーマ ボランティア・協力 地震・災害・防災 グローバル・エクスプレス そのた
教材 ・被災者支援を考えるワークショップ教材(はま国ネットのオリジナル)
グローバル・エクスプレス『東日本大震災~世界からの援助』/from Bangladeshの資料(DEAR)

2011年8月4日、三重県にて主に教員(幼・小・中・高)を対象とした多文化共生の地域・学校づくりを考えるための研修会が行われ、はま国ネットは多文化共生をテーマにしたワークショップの紹介と実践を担当しました。
その中の1つ、多文化共生×時事問題ということで以下のワークショップを行いました。

ねらい

支援の額だけを見るのではなく、支援をする側にも様々な背景があることを知る。特に東日本大震災では、自分たちも決して恵まれているとは言えない状況である発展途上国に住む人々からも、多くの支援を受けている事を知る。また、事例紹介(from Bangladeshの資料)を通じて、支援をしてくれた国々への関心を持つきっかけを作る。

対象

中学生以上

展開

東北STAND UP―東日本大震災わたしの気持ち―

(1)村の状況を書いたカード&パンのカードを配布。

各グループ(6人×6グループ)に、そのグループが演じる村の状況を書いたカード&パンのイラストを描いたカードを配布(図参照)。 各グループの状況は大きく異なりますが、その事を参加者には伝えません。(2グループだけは同じ内容のカードを配ります)

(2)参加者に、ある村で大きな災害が起きたことを伝える。

「ある村で大きな災害が起こり、今月はパンがまったく無い状況となりました。それぞれのグループで、その村に支援するパンの数を考えて下さい」

(3)グループ毎に支援する数を考える。

グループ毎に支援する数を考えパンのイラストの紙に数量を記入、封筒に入れ被災した村の村民役の人(参加者以外が望ましい)に渡す。

(4)パンの寄付数量を発表する。

被災した村の村民役の人は封筒を開け、全グループのパンの寄付数量を読み上げていく。ファシリテーターはホワイトボードに数量を書いていく。(参加者と村民役の人からは、各グループの出す数量に大きく差があるため、数量が読み上げられる度に歓声が上がりました)

(5)理由を発表する。

各グループに全てのグループの状況カードを記載した紙を配り、目を通してもらう。その後、各グループ1名ずつ数量を決めた際の理由を発表する。

(6)グループでのふり返り。

(5)をふまえて感じたことを、各グループ内で話し合う。

(7)全体共有。

(6)で話し合った内容を、各グループ1名ずつ発表する。

(8)from Bangladeshの資料を読む。

グローバル・エクスプレス『東日本大震災~世界からの援助』のfrom Bangladeshの資料と、浜松市で働く日系ブラジル人グループの被災地支援を紹介する資料を配布し、各自目を通す。

(9)グループでのふり返り。

(8)の資料を読んで感じたこと、各グループで話し合う。

(10)全体共有。

(9)で話し合った内容を、各グループ1名ずつ発表する。 ページトップへ

参加者の声

  • 支援の裏にある思いを考える機会となった。思いを伝えることの大切さに気付いた。
  • 目に見えるものだけについ目がいってしまいがちであるが、人それぞれには思いや考え、環境などがあるので受け止めることが大切かと思った。
  • ひとつひとつの違った良さが集まると予想以上のパワーになると感じました。「人間は一人では生きられません」その気持ちを忘れずに支えあって生きていきたいです

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