DEAR 開発教育協会

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開発教育全国研究集会2010

2014年8月9日(土) 開発教育全国研究集会1日目のプログラム

昨年の様子

10:00~11:45
ワークショップ体験(7プログラム)

初めての方でも楽しく参加できるワークショップ。各プログラムは定員30名です。
申込書に希望のプログラムをご記入のうえ、事前にお申込ください。
使用教材:パーム油のはなし 当日参加OK A.開発教育入門講座「パーム油のはなし」をつかって
ファシリテーター:DEAR入門講座タスクチーム

初めて参加するけど開発教育ってなんだか分からない。知りたい!という方、まずはこちらへご参加ください。実は身近な「パーム油」のワークとふりかえりを通して開発教育をご紹介します。
使用教材:世界がもし100人の村だったら 締め切り間近 B.世界がもし100人の村だったら
佐藤友紀(DEAR大阪)

世界の人口を100人に縮めると、どうなるでしょう。メールメッセージで広がった「世界がもし100人の村だったら」を使い、実際に体を動かしながら世界の格差や多様性を体感します。
使用教材:新・貿易ゲーム 当日参加OK C.新・貿易ゲーム
向井一朗(桜美林大学)

「貿易」を中心に、世界経済の動きを擬似体験することによって、そこに存在するさまざまな問題について学び、その解決の方法について考えることを目的としたシミュレーションゲームです。
使用教材:「援助」する前に考えよう 満員御礼!〆切ました D.「援助」する前に考えよう
斎藤聖(DEAR理事)

「途上国」の貧困問題や、震災被災地の問題などを見聞きすると、誰でも「何かしたい」「何が出来るだろう」と思います。でもちょっと待って!「思い」で行動する前に、立ち止まって考えてみませんか?
使用教材:写真で学ぼう!地球の食卓 当日参加OK E.写真で学ぼう!地球の食卓
ファシリテーター:星久美子(DEAR)

世界24ヶ国30家族の食卓を写した写真教材『写真で学ぼう!地球の食卓~学習プラン10』をもとに、文化の多様性を理解し、グローバリゼーションと私たちの生活をとりまく問題について学ぶ教材です。「食」を通して、自分の生活と世界とのつながりや問題を考えます。
使用教材:もっと話そう!エネルギーと原発のこと~参加型で学び合うための16の方法 満員御礼!〆切ました F.もっと話そう!エネルギーと原発のこと
ファシリテーター:阿部眞理子(NPO法人IVY)

前半は「使用した後の核燃料って何?」「どこでどう処理されているの?」など、見過ごしがちな「使用済み核燃料」について取り上げ、後半はエネルギーのこれからについて考えます。「そうだったんだ」と誰もが思えるワークショップです。
使用教材:水から広がる学び 満員御礼!〆切ました G.水から広がる学び
ファシリテーター:八木亜紀子(DEAR)

新教材の中から「バーチャルウォーター(仮想水)」をご紹介します。多くの食料を海外からの輸入に頼る日本。ハンバーグやかつ丼など、身近な料理から水利用を考えます。

11:45~13:00
昼食・休憩/教材の展示販売

周辺に飲食店や売店が多数ありますのでご利用ください(大学周辺マップ)。

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13:00~15:10
開会式・シンポジウム:「100人村」 から、今、考える持続可能な開発

池田 香代子さん

開会あいさつ:永田 佳之(第32回開発教育全国研究集会実行委員長・聖心女子大学)
あいさつ・シンポジウム進行:上條 直美(DEAR代表理事・フェリス女学院大学)
講演:池田 香代子(ドイツ文学翻訳家・ 口承文芸研究家)

「100人村」 から、今、考える持続可能な開発

2001年9月11日。世界中が、9.11の意味するところを理解しようと目を凝らした中で、100人村のメッセージを再話という形で世に出したお一人が池田香代子さんです。そして、100人村のメッセージから、グローバル化や経済発展神話の問題性を取り上げて教材化したものが、『ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら』です。

2001年から13年余り、世界、日本、そして私たちは100人村のメッセージをどう受けとめ、100人村を通じて何を伝えようとしてきたのでしょうか。100人村のメッセージを手がかりに、池田さんにあらためてこの10数年をふりかえっていただき、持続不可能な世界に対して何を伝えようとしてきたのかをじっくり語っていただきます。そして、私たち自身は、開発教育がめざす「共に生きる公正な地球社会づくり」にどのように取り組んできたのかを池田さんとともに考えていきます。

講師:池田 香代子(ドイツ文学翻訳家・ 口承文芸研究家)

ドイツ文学翻訳家・ 口承文芸研究家。ベストセラーの『世界がもし100人の村だったら』(マガジンハウス、2001)の再話をはじめ、「100人村」シリーズを出版。専門はドイツ文学翻訳・口承文芸研究。世界平和アピール七人委員会メンバーでもあり、平和活動家としても様々な活動をしている。ピリンチ作『猫たちの森』で第1回日独翻訳賞受賞。主な著書に『引き返す道はもうないのだから』(かもがわ出版、2013)、訳書に『ソフィーの世界』(日本放送出版協会、1995)『夜と霧』(みすず出版、2002)『やさしいことばで日本国憲法』(マガジンハウス、2002)などがある。
公式ブログ:http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/ ※パソコンテイク(要約筆記)による情報保障を行います。

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15:30~18:00
実践・研究報告(1コマ30分×4コマ実施)

事前に申し込んだ参加者が、日頃の実践や研究の成果を報告します。また、ほかの参加者との意見交換を通して、実践や研究をより深めます。当日、ご希望のプログラムにご参加ください。
※自主ラウンドテーブルと同時進行です。
会場:4階341
15:30~16:002.スクールコットンプロジェクトによる、民官企業・学校・JICA連携
16:10~16:401.世界を知ろう・大切なものを考えよう・共に生きよう
16:50~17:203.沖縄の学生によるESDの授業づくり~学びの地図を活用して
17:30~18:004.高尾山ESD~ダイアログの場から学びを紡ぐ

1.世界を知ろう・大切なものを考えよう・共に生きよう
発表者:細谷賢吾(新潟県長岡市立宮本小学校/新潟国際教育研究会)

私はこれまで報道による世界の情報だけでなく、担任の見て来た生の世界の動きや様子を子どもたちに伝えたいと考え、活動をし、授業を行ってきました。また、これまでの活動でカンボジア、日本、中国、インドで出会った人々や子どもたちの大切なものを聞き、それをいろいろな国で伝え、人々の大切にしているものを互いに大切に考えていく気持ちが共生していく上で大事なことを理解してもらいたいと考えて実践してきました。実践の目的やテーマは以下の通りです。
(1)実践の目的
・日本と外国がつながりのある関係であることを理解する。
・外国の人と交流をもち、親睦を深める。
・現在や将来の自分を見つめたり、日本のことを考えたりする。
・国際交流でできることを考え、実践しようとする態度を養う。
(2)テーマ
文化・貧富・環境・労働・戦争と平和・大切なもの・ゆめ・幸せ・自分にできること

2.スクールコットンプロジェクト(PEACE BY PEACE COTTON PROJECT)による、民官企業・学校・JICA連携
昨年の様子 発表者:竹内万里子(株式会社フェリシモ)

株式会社フェリシモが2008年度から立ち上げた、インドでオーガニックコットンへの転換支援と、子供たちの就学支援を行っている、ピースバイピースコットンプロジェクトというものがあります。その中から、2013年度から始まったスクールコットンプロジェクトについて、報告したいと思います。2012年、JICA関西と一緒にイベントを行ったことがきっかけで、青年海外協力隊OGOBの学校の先生のつながりや、フェアトレードサークルなど学校関係とのつながりができました。日本の子どもたちに、実際にオーガニックコットンをいっしょに栽培することで、普段何気なく着ている洋服が何からできているのか?コットンがどこから来ているのか?など自然の恵みについて、また、インドをはじめ日本が世界とのつながりで成り立っていることを知ってもらうプロジェクトです。より多くの人に知ってもらうため、教材化も考えていますがまずは現在の報告をしたいと思います。

3.沖縄の学生によるESDの授業づくり~学びの地図を活用して
発表者:小林祐一(沖縄女子短期大学

沖縄の短期大学生によるESDの授業づくりに関する実践です。DEARの授業づくりサークルで検討した『学びの地図』を活用して、小学校教員を目指す学生が授業づくりにチャレンジしました。はじめは戸惑いながらも、自己を振り返りながら、沖縄の歴史、伝統・文化、自然環境、多文化共生、平和学習などにテーマを見出す学生の姿が見られました。学校現場や生涯学習の場で、これからESDを実践したいと考えている方、大学などで指導されている方からご意見をいただけるとありがたいです。ESDの授業づくりの手法は、まだまだ開発途中ですが、参加者の皆様との協議を通じて、新たな知が生まれることを期待します。

4.高尾山ESD~ダイアログの場から学びを紡ぐ
昨年の様子 発表者:石川一喜&石川ゼミ(拓殖大学国際学部

ミシュランガイドで最高の三ツ星評価を受け、登山客を中心にますます人気が高まっている東京・高尾山。しかし、その高尾山の未来を楽観することはできない。とりわけ、首都圏を大きく繋ぐ環状道路としての圏央道が開通し、山下をトンネルが貫通している状態で、現在の自然の多様性が維持されていけるのか、非常に危惧されている。“開発”されてしまった状況において、ただただ傍観したり、その利便性に乗じたりするのではなく、私たちが未来に働きかけられる「なにか」はないのだろうか?その問いを自分たちに投げかけ、答えのかけらを寄せ集めるべく、高尾山周辺で生きる人たちにひとりひとり出会っていこうと決めた。そして、その出会いに“隣りの誰か”としての学内の学生たちや大学周辺の地域の人たちを巻き込み、対話の場をシリーズ化して創り出していくことにした。そうしたこれまでとこれからのESDのプロセスを報告する。

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15:30~18:00
自主ラウンドテーブル(1コマ70分×2コマ)

試作教材の発表や討論会、実践レポートなど、多彩な11のプログラムが前半に6コマ、後半に5コマ開催されます。当日、ご希望のプログラムにご参加ください。
※実践・研究報告と同時進行です。
前半(15:30~16:40)
4階3441.学校と地域で使えるワークショップ「ESDの作り方と持続可能な未来」
4階3423.新・「おいしいチョコレートの真実」体験ワークショップ
3階3316.関東大震災ジェノサイドの残響~開発教育に何ができるか~
4階3438.防災教育ツールをつかって災害時の避難行動を考えよう
学生食堂9.食育ゲーム「もったいない鬼ごっこ」
3階33410.「世界一大きな授業」参加報告と実践への提案
後半(16:50~18:00)
4階3422.「児童労働とコットン」を考える体験型ワークショップ
4階3434.福島の家族会議After3.11
3階3345.今日はフェアトレードの日!?
3階3317.「ニホンジン」とは誰のことか―「多文化共生」を読み解くために考える実践
4階34411.参加者みんなで考える 人格形成のための出題例

1.学校と地域で使えるワークショップ「ESDの作り方と持続可能な未来」
実践者:長岡素彦(持続可能な開発のための教育の10年さいたま/ESD学校教育研究会)

ここでは、ESDの総括年にあたり、今まで10年培ってきたノウハウでできた学校と地域で使えるワークショップを説明、体験します。「ESDの作り方」は、実際に環境教育やいろいろな教育のプログラムをESDにしていくプログラム・ワークショップです。これは実際に持続可能な地域づくりと小学校でのESD実践をもとに、文科省の国研のESDメソッドをもとに、環境省の実証事業として神奈川県内の多く地域づくり関係者や教育関係者とで実施したものです。「持続可能な未来」は、小さな地域の発展から震災・環境破壊などをテーマにESDを系統的に学ぶプログラム・ワークショップです。2003年以来も多くのESDワークショップを行い、震災後それらの集大成としつくられたのがこの「持続可能な未来WS」です。各地で実施し、また、全国でESDコーディネータープログラムを取り入れて、さらにバージョンアップして2015年に刊行されます。
1.「ESDの作り方」あおざね社中 小宮菜摘さん(武蔵野美術大学)、 村山史世さん(麻布大学地域環境研究室)
2.「持続可能な未来WS」持続可能な開発のための教育の10年さいたま、ESD学校教育研究会 長岡素彦
3.論議

2.「児童労働とコットン」を考える体験型ワークショップ
昨年の様子 実践者:召田安宏(NPO法人ACE

私たちが普段生活している中で、もっとも長い時間身につけているであろう衣服の原料「コットン」。世界生産量の約80%がインドや中国、ウズベキスタンなどの発展途上国の人々によって生産されています。中でもインドは世界最大のコットン耕地面積を持ち、コットン生産量世界第2位(約20%)を誇ります。そして同時に、インドのコットンやその種子の生産地で、多くの子どもたちが劣悪な労働条件で働かされています。そんなインドのコットン産業の児童労働を知り、つながりを感じ、何ができるか一緒に考えませんか?販売を目指して開発中のワークショップを体験いただき、感想や改善点などの意見交換を行う会を開催します。

3.新・「おいしいチョコレートの真実」体験ワークショップ
昨年の様子 実践者:召田安宏(NPO法人ACE

チョコレートを通じてカカオ産業の児童労働の現状とわたしたちの生活とのつながりを知り、問題の背景にあるグローバリゼーションや世界貿易の問題について考え、児童労働をなくすための行動を起こしてもらうことを目的にしたACEオリジナル教材「おいしいチョ コレートの真実」の続編を製作中です。すでに教材をお持ちの方も、そうでない方にも、よりカカオ生産地と私たちとのつながりを感じていただけるよう、既存教材のパワーアップキットとして開発を進めているアクティビティを体験いただく会を開催します。

4.福島の家族会議After3.11
実践者:日下部喜美子(船と翼の会ふくしま

原子力発電所事故直後の福島を考えるワークショップです。3年前の地震とそれに続く原子力発電所事故の被害は、福島に他に例を見ない傷跡を残しています。震災直後、福島にいた私たちは何を考え、どんなことに葛藤したか…。私たちが経験したことを知り、そこから何かを学んでほしい…。そんな思いから震災直後の福島を体感できるワークショップを作りました。ときは、震災からちょうど2週間、東京電力福島第1原子力発電所の1号機が水素爆発を起こして13日目、3号機の水素爆発から11日目。原子力発電所から約40km離れた福島県内のとある町に住む家族の家族会議をロールプレイで体験します。家族一人一人の思いや願いをどうまとめ、家族としてどう行動するか?皆さんなら、どんな結論を出しますか?

5.今日はフェアトレードの日!?
昨年の様子 実践者:前田有香(NPO法人WE21ジャパン

近年フェアトレードの認知度は高まっています。しかし、欧米やヨーロッパに比べると日本はまだまだ低いです。フェアトレード品に触れて、食べて、考えて、これからの生活の中にフェアトレードという選択肢もあることに気づいてもらうワークショップです。内容としては、まず2つのチョコレート(市販品・フェアトレード品)を食べ比べてもらい、パッケージの違いや味、原材料など気づいたことをグループで話し合ってもらい、発表・共有し、整理します。チョコレートのひとつがフェアトレード品であると繋げ、再度グループでフェアトレードのイメージ・知識を出し合い、発表・共有します。その時にフェアトレードラベル認証など話を繋げ、2つのチョコレートの違い(価格決定や流通ルート、収益の分配率など)を説明します。フェアトレードの知識を参加者に入れ込んだ後に、ロールプレイのテーマを決め(参加者の年代によってテーマを変える)、フェアトレード生産者や取り扱いNPO・企業の担当者などのなりきりカードを使用し、グループで行ないます。最後に全体で発表・共有します。

6.関東大震災ジェノサイドの残響~開発教育に何ができるか~
実践者:斎藤聖(高校教員)

今年で91年目を迎える関東大震災。そのとき東京は、横浜は・・・ジェノサイドの街となった。関東大震災時に起きた「朝鮮人・中国人虐殺事件」は教科書にも載っている。しかし、どこで、どこのだれが、どうして殺されていったのか。なぜ普通の人々が殺戮に走ったのか。警察は何をしていたのか。他の人々はどうしていたのか。・・・そのとき、そこここの路上で起きていたことを私たちは意外にも知らない。大久保のヘイトスピーチデモで繰り返された「(朝鮮人を)殺せ!」という叫びは、90年前を想起されるに十分である。ほんとうに「時代が違うんだから、今時流言に踊らされて殺すなんてあり得ない」だろうか?むしろ世相は似てきてはいまいか?ならば、開発教育に関わるものとしては、今なにをすべきなのか、一緒に考えてみませんか。

7.「ニホンジン」とは誰のことか―「多文化共生」を読み解くために考える実践
実践者:松本裕典(はままつ国際理解教育ネット

本ラウンドテーブルでは、開発教育・国際理解教育の課題の一つに数えられる「多文化共生」を読み解くための手がかりとして、「ニホンジン」と「ガイコクジン」の境界を意識化することをめざす。まず実践発表者から話題提供として、「ニホンジン」と「ガイコクジン」の境界についての問題提起型ワークショップを実施する。このワークショップ体験を通して、「ニホンジン」とは誰のことなのかを考え、「ニホンジン」と「ガイコクジン」の境界に潜む問題点についても考察する。その後、挙げられた問題点を中心に実践発表者と参加者とで、さらなる議論を重ね、共有する。最終的に、多文化共生や異文化理解の在り方を新たな視座で再考し、読み解くことを試みる。なお、本ラウンドテーブルは全体を通して、参加型・対話型で実施する。本ラウンドテーブル自体が、課題解決のために集まった参加者とともに創り上げていく一つの実践の形になればいいと考えている。

8.防災教育ツールをつかって災害時の避難行動を考えよう
実践者:中村清美、山崎勉、眞弓孝之、佐藤亜貴夫(国土防災技術株式会社

昨年の様子 これまで2回にわたり紹介してきた避難行動ワークショップツールは、ロールプレイとシミュレーションを組み合わせた地域防災力向上を目的とした参加型学習ツールです。このツールは、すでに汎用されているDIG(簡易型図上訓練)とHUG(避難所運営ゲーム)をつなぐ防災教育ツールとして位置づけられます。多様な家族形態・生活環境・コミュニティに適応した災害対応が求められているいま、災害時にひとりでは、家族では対応できない問題が山積しています。非常時だからこそ機能する助け合いのしくみをどのように備えていったらいいのか。そのための学びをどのように進めたらいいのか。教材の体験を通じて得られたことを、その後の学びと行動にどのようにつなげていったらよいか、参加者の皆さんとともに考えたいと思います。

9.食育ゲーム「もったいない鬼ごっこ」
実践者:儘田由香(NPO法人ハンガー・フリー・ワールド

ハンガー・フリー・ワールドが参加するフードロス・チャレンジ・プロジェクトで作成している、体験型のワークショップ教材です。参加者には食材を買い物するときの行動や食べ残しなど普段の食生活を思い出してもらった後、ニンジン、牛乳などの食材になりきって、生産から消費までの食べ物の流れを体感してもらいます。また、まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物がたくさんある現状や、その結果何が起こっているのかを学びます。その後グループに分かれて、どのような気持ちになったか共有したり、自分たちにできることを考えたりします。今回、新しく作成している教材のため、感想やアイデアを出していただきつつ、主に小学校で実施するための改善案を一緒に考えていただけたらと思っています。特に、食の問題に関心が高い方、教員の方のご参加をお待ちしています。

10.「世界一大きな授業」参加報告と実践への提案
昨年の様子 実践者:近藤牧子(早稲田大学文学部教育学コース国際教育論ゼミ)

世界中の人が教育を受けられるようになることを推進する世界ネットワーク、GCE(Global Campaign for Education)のキャンペーンに合わせて、日本ではJNNE(国際協力NGOネットワーク)が主催する「世界一大きな授業」が企画されています。これに、私たちは学習者としても出前授業をする実践者としても参加をしました。提示していただいている教材の一つ一つを自分たちで学習してみたうえで、次には実践する際にどのような目的、メッセージをもって行っていけばよいかをグループごとに検討しあいました。またこの企画は、「キャンペーン」であり、アドボカシーをしていくことも目的です。教育政策に声を反映してもらうために、働きかけるにあたっての学習内容も検討してみました。今回のラウンドテーブルでは、この実践報告をもとにしながら、皆さんとこの教材内容への提案や、学習とキャンペーンの関係性やアドボカシーの表現、方法などについて考えていけたらと思っています。

11.参加者みんなで考える 人格形成のための出題例
実践者:杉山充(練馬区立開進第二中学校/青年海外協力隊OB)

今から約20年前、ユネスコの主催でSSEHV(Satia Sai Education in Human Valueサティア サイ人格形成教育)《サイババによる人間的価値に基づいた人格形成教育》がNASAの科学者アートオング・ジュムサイ博士とロレイン・バロウズ女史の手によって日本に紹介されました。この自主ラウンドテーブルでは、SSEHVの諸活動を部分体験していただき、人間的価値human valueを含んだ児童・生徒に問いかける問題作りを主になさっていただきます。例えば引き算を教える時、買い物に行っておつりはいくらですか?という質問ではなく「図書係のA子さんは図書室から20kgの重さのたくさんの本を運ばなければなりません。力持ちのB君は9kg、C君は8kg運ぶのを手伝うと、A子さんは何キロの本を運べばよいでしょう」のような質問です。それは、普遍的な価値とそれに付随する価値、忍耐、思いやり、愛、寛容、感謝、節約、責任感、規律を保つことなどを含む教科の出題です。現役の教職員、学生の参加をお待ちしています。

18:30~20:00
交流会(自由参加)

軽食とドリンクをご用意。全国から集まる参加者との出会いと交流を楽しみませんか? 参加費が別途2,000円程度かかります(交流会会場の受付でお支払いください)。


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