岩波ジュニア新書『ムクウェゲ医師、平和への闘い』を読む方へ
岩波ジュニア新書『ムクウェゲ医師、平和への闘い─「女性にとって世界最悪の場所」と私たち』(立山芽以子・華井和代・八木亜紀子著) が、2024年6月20日に発刊されました。立山芽以子さんは、映画『ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』(2022年)を制作、華井和代さんは紛争鉱物問題を研究するNGO、RITA-Congoの共同代表です。 そして、開発教育協会(DEAR)事業主任の八木亜紀子も執筆しました。
-それは、遠いアフリカで起きている悲劇ではない―コンゴ民主共和国で武器としての性暴力と闘い、傷つけられた女性たちを救い続けてノーベル平和賞を受賞したデニ・ムクウェゲ医師。その背後にある歴史と紛争鉱物問題は、日本で私たちが使うパソコンやスマートフォンにもつながっている。知って、考え、行動するための一冊。-
第6章ではDEARの教材『スマホから考える世界・わたし・SDGs』を引用しながら、読者と共に「私たちにできること」を考えます。関連資料をご紹介しますので、理解を深めるためにお役立てください。
(7月4日更新)
教材
ワークショップ教材
『スマホから考える世界・わたし・SDGs』
第6章でご紹介している教材は『スマホから考える世界・わたし・SDGs』です。ワークショップ形式で、グローバル経済のしくみと、紛争鉱物問題をはじめとする社会問題、自分とのつながりを理解することができます。
開発教育協会、2018年3月、¥2,000+税
対象:中学生以上
※2018年消費者教育教材資料表彰「優秀賞」受賞
関連イベント
8/3・4(土・日)d-lab2024(開発教育全国研究集会)
8月3・4日(土・日)に開催するd-lab2024(開発教育全国研究集会)にて、著者の華井和代さん(NPO法人RITA-Congo共同代表) と八木、吉崎亜由美(桐朋女子中学校・高等学校)さんで、第3分科会「ムクウェゲ医師、平和への闘い~紛争鉱物問題のいま」を開催します!
分科会では、DEARの教材『スマホから考える世界・わたし・SDGs』を体験します。そして、「わたしたちにできること」をワークショップ形式で考え、参加者のみなさんと「構造的暴力」と「平和」について議論します。
8/2(金)『ムクウェゲ医師、平和への闘い』 出版記念イベント
8月2日(金)に東京大学未来ビジョン研究センター(IFI)SDGs協創研究ユニット、NPO法人RITA-Congoの共催で出版記念イベントが開催されます。
・日時:2024年8月2日(金) 18:30-20:00(ハイブリッド開催)
・会場/どちらかお選びください:
(対面):東京大学 伊藤国際学術センター(3階)中教室
地図:https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_33_j.html
(オンライン):ご登録完了後、会議前日に事務局より招待URLをお送りします。
・言語:日本語(同時通訳なし)
・イベント詳細・参加お申し込み:
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event/18406/
※当日会場にて該当書籍の販売があります。
講師派遣
オンライン&オフラインにて、授業やワークショップに講師派遣を行っています。こちらよりお気軽にお問い合わせください。
これまでの実施例の一部をご紹介します。
- N中高生と5回連続ワークショップ!「私も社会を変えられる?」(オンライン)
- 上智大学での実践レポート(対面)
- 上智大学短期大学部での実践レポート(対面)
- フリースペース「えん」での「スマホから見える「世界」にはなにが!?」(対面)
インタビュー記事
共著者の立山芽以子さん(TBS記者)へのインタビュー記事をnoteに公開しています。