DEAR 開発教育協会

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d-lab2024 開催レポート

d-lab2024が終了しました!

2024年8月3日(土)、4日(日) に、d-lab2024(第42回開発教育全国研究集会)をJICA地球ひろばで開催しました。
2日間を通して、国内外から248名(スタッフや関係者含む)の参加がありました。たくさんのご参加・ご協力をありがとうございました!

当日の様子はこちらから(動画で使用した写真については、DEARの公式instagramでもご覧いただけます!)↓

画像:ボランティアさん、動画・編集:実習生のお二人


全体会は初のハイブリッド開催!
両日ともに満足度は85%以上!

皆さんが素敵な場を一緒に作ってくださったおかげで、満足度は1日目、2日目ともに8割以上(85%以上)となりました!
また、全体会はハイブリッド開催を行ったこともあり、全国や海外から多くの方にご参加いただきました。
自主ラウンドテーブル、実践事例・研究報告は合計19のプログラムを実施。それぞれの取り組みを共有しあう、エネルギー溢れる場となりました。
教育関係者、NGO・NPO関係者、会社員、学生など、さまざまな環境や年齢の方たちとともに本イベントが開催できたことをありがたく思います。
ご参加いただいた方々、誠にありがとうございました!

参加者アンケート

1日目:8月3日(土)ワークショップ&全体会&自主ラウンド&実践報告

1日目のプログラムはこちら

全体会に関する感想など

  • 今、生きている等身大の人の思いや感情に触れ、人として出会い生きることへの希望が感じれました。 (団体職員)
  • サヘルローズさんがおっしゃった『支援は支配に変わる瞬間がある』というのが、あらゆることに当てはまる気がして、ハッとさせられました。 (小学校教員)
  • サヘル・ローズさんの説得力のある体験談と、参加者同士の意見交換の時間があったため、開発支援の難しさを言語化できた。(高校教員)
  • 難民の問題に興味があるため。現地でのお話に臨場感があり、大変興味深かったです。 (会社員)
  • 国外の現状を知り考えが改まると共に、制度や周りからの理解がない状況でどのように現状を変えていけばいいのかなど考えさせられる内容でした。(学生)
  • できないことに甘えるというか、学校に行けない子どもたちに何ができるの?とか、ポジティブな思考にならないことがたくさんあります。だけど、サヘルさんのお話から、人は誰と出会うか、何に心を動かされるかが大事なんだと改めて気づかされました。 (団体職員)
  • これまで、難民という言葉に疑問すらもっていなかった自分を情けなく感じ、同時に、新しい気付きを得られて視野が広がったように思いました。支援が本体に本人に必要とされているのか、押し付けているのではないか等、改めて支援とは何かを考えさせられました。相手の質問に全て答えることが正しいわけではないこと、自分の置かれている立場も考えて発言すること、相手の背景をしっかりと見た上で言葉を返すこと等、気付きを与えてもらいました。(特別支援学校教員)

1日を通しての気づきや学び、収穫、感想など

  • 知ることの大切さ、知らないことの怖さ、深く追求していくことの楽しさを学べた1日でした。 (高校教員)
  • 私が知っている、学んできたことはほんの一部にしか過ぎない。けれど私の周りの人に少しでも伝えていくことで社会が変わるのではないか(NGO・NPOスタッフ)
  • 自分の中で悩んでいたことの答えが見つかったことです。(主婦)
  • 開発が身近にあること。構造的に考えるものであること。 (学生)
  • まだまだいける!まだまだ学ばねばと思いました。今勤務校でしたいことが整理されました。(高校教員)
  • 企業によっては、社員教育の一貫にもなる内容だったと思います。学生や教育者以外の様々な方に周知されるのも良いのかな、と思いました。(会社員)
  • 与えられた条件だけで考えるのは、違うのかなと思いました。自分から調べて考え、話し合うことが大事だと思います。(NGO・NPOスタッフ)
  • サヘルローズさんのお話はとてもショッキングなことも多く、自分がいかに安全なところから表面的な支援しかしていない、理解していないことに気づかされました。遠方から参加の方や様々な立場・年齢の方々とお話しできたこともとても有意義でした。 (小学校教員)
(左から)全体会ゲスト:サヘル・ローズさん、進行役:木下理仁さん
全体会はオンライン含めて200名以上の参加がありました!
ゲストの話を聞いてグループディスカッション
サヘルさん、木下さんからの投げかけも、グループディスカッションも様々な意見が出ました

2日目:8月4日(日)課題別分科会

2日目のプログラムはこちら

分科会に関する感想など

  • 様々なデータの提示と共に、難民問題を考える上で必要な基礎的な知識の話をしてくださり、とても勉強になりました。その上でのワークだったので、話し合いも深まったように感じます。(教員/ 第1分科会「なぜ難民を受け入れるのか」に参加)
  • 大学生の頃にジェンダーについて学び、高校生の時に感じた悲しいような嫌な気持ちの原因がこれだとわかった。女らしさ、男らしさと言うのが小さな頃から刷り込まれている。それをなくすには、自分のバイアスに気付くことなんだなと思った。自身がもっと考え、学ばなければと思う。
    (高校教員/第2分科会「公正で平等な社会づくりのために:『教育をジェンダー視点で見直すヒント集』を使って」 に参加)
  • 現場で活動するNGOのスタッフ、学校現場でワークショップを実践されてきた先生とDEARのスタッフの方という組み合わせでバランス良く学びを深めることが可能であった。 (大学教員/ 第3分科会「ムクウェゲ医師、平和への闘い~紛争鉱物問題のいま」 に参加)
  • 気候変動に関して、大変勉強になった。同じグループになった学校教員の方々、NPOの方々は、ボランティアの高校生などと交流でき、様々なお話を聞くことができたのも良かった。(NGO・NPOスタッフ/第4分科会「気候変動を学ぼう~変化の担い手になるために」に参加)
  • 学校での実践について聞くことで、視野が大きく広がった気がします。分科会の組み方も良かったと思います 。(大学教員/第5分科会「『社会を変える学び』とは?ーSDGs学習を考える」 に参加)
第1分科会「なぜ難民を受け入れるのか」
第4分科会「気候変動を学ぼう~変化の担い手になるために」に参加
第5分科会「『社会を変える学び』とは?ーSDGs学習を考える」

1日を通しての気づきや学び、収穫、感想など

  • 改めて自身の教育をもっと生徒主体にしなければと感じました。(高校教員)
  • 分科会での学びもですが、直接、志高い会員のみなさんと話せた時間が有意義でした。 (主婦)
  • 優秀な方が沢山参加されていたが、全ての分野を網羅する人はいないので、多くの知見を上手く合わせれば、良いアイデアがでるかもしれないと思いました。(自治体職員)
  • なかなかお話をする機会がない若い学生さんが、年上の方と話せたことを喜び、また同じような機会を望んでいることに驚きました。そして、年上である私も、若い方の考えやご意見から学ぶところが多くあり、同じようにまた話せる機会を望んでおります。 素晴らしい場を設けてくださりありがとうございました。 (会社員)
  • モヤモヤするのは当然だし、モヤモヤし続けるしかないということと、仲間の重要性(NGO・NPOスタッフ)

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改めて、d-lab2024をともに作ってくださった皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

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