DEAR 開発教育協会

d-lab2025 tags

d-lab2025 分科会プログラム

  • 現時点でのプログラムとなります。6月以降、さらに詳細をご案内します。
  • 分科会は事前予約制です。6月以降に募集を開始します。
  • 分科会の定員は、各回30名程度です。
  • プログラムは「中学生以上」からお申し込みいただけます。

14:10~16:50  課題別分科会(予定)

第1分科会
気候変動対策と開発問題:グローバルサウスで起こっていること・公正な地球社会とは?

  • 担当:近藤牧子(DEAR・理事/事務局)

世界中で「気候変動対策」が喫緊の課題となり、「CO2排出量の削減」に異論はないでしょう。特に自動車のEV化が勢いを持って進められています。しかし、「電化」に欠かせないバッテリーの鉱物資源のあるフィリピンやインドネシアでは、豊かな森や先住民の暮らしを根こそぎ崩している現状があります。グリーン・トランジションにかかる開発の犠牲は持続可能な開発といえるでしょうか。改めて公正な気候変動対策とは何かを考えたいと思います。

第2分科会
「社会変容をめざしたSDGs学習」:「持続可能な未来を実現するための学び」をどうつくる?どう深める?

  • 担当:松倉紗野香(中学校教員・DEAR副代表理事)、 関 愛(にいがたNGOネットワーク国際教育研究会RING)

学校や地域のなかで「SDGs」をはじめ開発をめぐる問題や地球規模の課題をテーマとした学習が多く展開されています。そうした学習を「調べる」「まとめる」「発表する」という流れにとどめてしまうのではなく、さらに一歩踏み込んで、「社会変容をめざした学び」に変えていくためには何を、どのようにブラッシュアップしていくことが必要でしょうか。SDGsの理念や開発教育とは?についてあらためて考え、より学びが深まるアプローチをともに考え合いましょう。

第3分科会
「100人村」第7版を深める~「世界の現状がわかった」に終わらせず、未来への視点をもつために

  • 担当:大槻一彦(国際理解研究会みなみの風)、佐藤友紀(DEAR代表理事)

DEARのベストセラー教材『ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら』は初版から22年経ち、今年3月に第7版を発行しました。その改訂作業は、世界を知るためのデータをアップデートするにとどまらず、この間の社会の変化に向き合い、100人村からのメッセージを再発見していく過程でもありました。100人村の数字を読み解き、その数字に表れない背景への考察を深め、未来について考えましょう。

第4分科会
国際協力を取り巻く環境の変化をふまえた開発教育とは?~開発教育の源流を問い直す~

  • 担当:阿部眞理子(認定NPO法人IVY)、高階悠輔(認定 NPO 法人シャプラニール=市民による海外協力の会 )、上條直美(DEAR理事・大学ボランティアセンター職員)

1970年代から日本の多くの国際協力NGOが住民参加による地域(農村)開発を通して貧困削減に取り組んできました。開発教育もその流れを組み「参加型開発」の考え方に基づいた「参加型学習」を重視してきました。その一方でNGO・市民社会を取り巻く環境や、かつて「南」の国とされてきた途上国は表面上は豊かになり、NGOの活動も地域開発からより特定のイシューに特化した取り組みへと変化してきています。市民による国際協力の変化を改めて学び、開発教育の役割について皆さんと一緒に議論します。

第5分科会
おうちDE開発教育~お家でできる開発教育について語ろう・深めよう・広げよう~

  • 担当:DEAR内おうちDE開発教育メンバー

現役子育て世代による、DEAR内「おうちDE開発教育」チームは、3年間にわたってオンライン/対面のカフェやイベントを実施してきました。これらの経験をもとに、子どもやパートナーといった家族や同じ子育て世代の人たちと開発問題や社会課題について語り、実践していくことの意義や、子育ての中でできる「開発教育的な取り組み」について整理しつつ、みなさんとの対話を通じてさらなる可能性を模索する時間にしたいと思います。

17:25~17:45 全体会、閉会式

学びや気づきを参加者同士で共有します。
ネットワークづくりにもお役立てください。

参加申込 ※6月より開始

事前のお申込みをお願いします。
お申し込み後、参加費のお支払いいただくと正式なお申込受付となります。
※ 各プログラムは定員に達し次第締め切ります。

d-lab2025のトップページに戻る